便秘とグルコサミン

便秘とグルコサミン

便秘とグルコサミンの関係ですが、基本的にはグルコサミンには便秘と直接の関係はないと言われています。そもそもグルコサミンとは糖質の一種であり、軟骨などに多く含まれる成分であることから、加齢によって生じる関節痛などに効果があるといわれ、そのためのサプリメントなども数多く発売されています。これは、適量を摂取する限りは、普通の糖質、つまりショ糖などと同じように小腸から体内に吸収されます。ショ糖が通常の摂取量では便秘に対して何の影響も及ぼさない、つまりそれを引き起こすこともなければそれを治すこともないように、グルコサミンに関しても常識的な量を摂取する限りは何ら影響を及ぼすことはないと考えられます。
ところが実際には、グルコサミンの摂取により便秘が治った、あるいはその逆に便秘が引き起こされたというような人が確かにいます。これは一体どういうことでしょうか。単に気のせいなのでしょうか。これは必ずしもそうとも言い切れません。それというのも、普段はあまり食事として摂取することのないような成分だからです。そのため、それを摂取することにより腸の働きが変化してしまうことは十分に考えられるのです。ここから先は人によりますし、また同じ人でもそのときの体調によって異なるかもしれませんが、グルコサミン摂取によっていつもよりも腸の運動が活発になりすぎるかもしれませんし、通常の消化酵素の働きが悪くなるかもしれません。そうなるとそれまで何ともなかった人が下痢気味になることは十分あり得ることですし、もしもともと便秘気味であった人であれば、下痢気味になることによってそれが解消されたように見えるかもしれません。
逆にある人はグルコサミン摂取によっていつも以上に腸の運動が不活発になるかもしれません。そうなると、普段何ともなかった人が急に便秘気味になったと感じることはあり得るのです。
もしそのようになっても、別に病気ではないのですから、決められたとおりの用量で続けていれば、普段どおりの状態に戻る人が多いようです。